営業や施工管理の実務で感じた課題を今度はFC本部として解決していきたい。

購買部 鈴木 翔太 建築学部・建築学科:2009年入社

先輩に質問

QLIXIL 住宅研究所を選んだ理由は?
A枠にはまることなく、住まいづくりに広く、深く、携わりたい。 就職活動では、住まいづくりの一部だけではなく、様々な職種を通して深く広く携わってみたいという希望を持っていました。はじめはハウスメーカーを回っていたのですが、大きな会社だと、どうしても組織の一員として職種が限定されたり、仕事の幅が狭くなったりしてしまう。営業や施工管理といった役割に徹することが、本当に自分のしたいことなのかと疑問を感じはじめました。そんな時、LIXIL 住宅研究所のFC の仕組みを知り、ここなら様々な仕事をしながら広く、深く、住まいづくりに携われそうだと考えたのです。
Q研修出向プログラムで現場を体験できた?
A住まいづくりのプロセスをひと通り経験、今は本部で仕組みから課題解決に挑戦。 新入社員研修の後、研修出向プログラムとして、まずは直営店の配属に。実際の住まいづくりの現場を知りたいと考えていた私にとっては、とてもラッキーでしたね。建築学科出身なのでスタートは施工管理職だったのですが、出向の期間中に設計や営業など、ひと通り住まいづくりの実務を経験させてもらうこともできました。毎日新しい発見があり充実していましたが、住まいづくりの実務において、1つの店舗だけではどうしても解決しきれない課題も発生することも痛感。そんな少し“もやもや” したものを感じながら仕事をしていた時、FC 本部の購買部に異動となりました。これまで出向先で感じていた課題を、今度は住まいづくりの仕組みの中で捉え、解決に取り組む機会が巡ってきたのです。「ここを改善できたらもっと良くなる」そんな課題を一つひとつ解決しながら、その成果を1 店だけでなく全国のFC 加盟店と共有できるようにしたいと、いま頑張っています。
Q具体的にどんな仕事を担当していますか?
A建築資材それぞれに最適な調達・供給の流れをつくる。 キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台などの購買担当です。お客様が住まいに求める要望は絶えず変化し、それに応えるために新しい資材が次々と誕生しています。私の仕事は、その中から最適な資材を考え、探し、メーカーや納材店と交渉して価格を取り決め、流通スキームを作り上げていくこと。住宅の資材は種類が多く、私の担当だけでも2000 点を超えます。当然、FC加盟店からの問い合わせも多く、その対応も重要な仕事になっています。
Qやりがいを感じるのはどんな時ですか?
AFC加盟店からの「ありがとう」の一声がなによりうれしい。 直営店での経験を通じて、FC 加盟店に近い視点から、LIXIL 住宅研究所の住まいづくりを捉え、磨いていくことが自分に求められている役割だと感じています。ですから今は、「より多くのお客様のご要望に応えられるように」、「もっと資材供給をきめ細かく、フレキシブルにできるように」そんな気持ちで仕事に臨んでいます。その結果として、FC 加盟店の社員の方からいただく何気ない「ありがとう」という一言。それが、やはり一番うれしいですね。ここでは、より良くしたいと考えることは、どんどんトライさせてもらえますし、先輩たちも後押しもしてくれます。そんな環境だから、次もまた頑張ろうというパワーも湧いてくるのです。
Qこれからの目標は?
A後輩のどんな相談もウェルカム!そんな先輩になりたい。 ここには、どんなに些細な質問や相談でも耳を傾け、アドバイスをしてもらえる、とても頼もしい先輩たちがいます。購買は、多種多様な資材に対する知識とメーカーや販売店との折衝能力が必要とされる仕事です。当然簡単ではないことも多いのですが、それは入社して日々の仕事に正面から取り組めば、自然と身につくし、サポートしてくれる先輩がいますので心配はあまりいりません。大切なのは、「こうしたい、こうなりたい」という前向きな姿勢。壁にぶつかったり、わからないことがあったら遠慮なく声をかけてください。どんな相談もウェルカムです。自分も先輩たちのように、新入社員の相談に乗ってあげられるよう、一歩ずつ成長したいと思います。

OFFの楽しみ

体を動かすのが好きなので、週末はフットサルとゴルフを仲間と一緒に楽しんでいます。また、出向時に担当したお客様と本部に戻ったいまも良い関係が続いています。「うまい魚が釣れたから遊びにおいで」そんなお電話をいただくこともあり、うれしくなりますね。

ONE DAY

基本的な1日の仕事の流れ

  • 9:00 始業
    • メール確認
    • 問い合わせ 担当するすべての資材の情報がしっかり頭に入っているので、FC加盟店からの質問にもスムーズに応えられます。
    • 資料作成
  • 12:50 昼食
  • 13:30
    • 資材打合せ 思い入れだけでは人を説得できません。ミーティングで先輩たちを納得させることができれば、メーカーなどとの交渉も自信を持って臨めます。
    • 問い合わせ
    • 資料作成など
  • 18:00 帰宅
  

上司からひとこと

自ら「気づき」考え、発言し、行動できるところが、彼の魅力。

「購買部としては、現場を理解している新しい人材がほしい」と要望し配属されてきたのが鈴木君です。彼には施工現場などを体験してきた者でなければ気づくことができない改善案などを積極的に発言してもらい、それを購買部のチームみんなで実現していくようにしています。住まいづくりとは、お客様の夢を形にすることです。だからこそ、いろんなことに「気づく」視点と発想が必要です。彼を見ていて頼もしく感じるのは、与えられたことしかやらないのではなく、自分で考え行動できる「自走できる能力」の高さですね。彼が出向していた直営店の責任者が「鈴木君には帰任してほしくない」と嘆いていたと聞きましたが、彼の仕事振り・人柄を見ているとよくわかります。うちの部署でもすでになくてはならない、手放せない存在になっていますからね(笑)。

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