LIXIL住宅研究所は、「未来へ続く暮らし」をご提案する会社です。
「今、求められている住まい」をお客様に提供することにとどまらず、その一歩先にある住まい、まだお客様や社会が気付いていない「新しい暮らし」や「これまでにない価値」を追求・研究し、ご提案すること。これこそが、私たちの使命であり存在意義であると考えています。
たとえば、いち早く「キッズデザイン」の考え方を採り入れ、子どもの目線で住まいを見つめ直して開発したアイフルホームの「セシボ」。これは経済産業省が後援するキッズデザイン賞を10年連続で受賞することができ、さらに、子ども目線で開発した住まいは、大人にも高齢者にもやさしい住まいであることから、お客様より大きなご支持をいただくことができています。
また、少子高齢化、エネルギー問題、環境問題などの「8つの社会問題」を解決することを目指し、様々な研究機関、有識者、企業などとコラボレーションし、未来の住まいのあるべき姿を追求した実証実験住宅「コンセプトホーム」を定期的に建築し、対外的に発表しています。
現在では、実用化された商品も販売されていますが、「電気自動車を住まいの蓄電池として活用する」という考え方は、実は、私たちが業界に先駆けて2008年に「コンセプトホーム」を通じて具現化したものです。
この考え方は、大きな反響を呼んだだけでなく、産学官で取り組んだプロジェクトとしてグッドデザイン賞を受賞するなど社会からも高い評価をいただきました。
LIXILにおける住宅供給を担う事業会社として、私たちは、グループが保有する技術力や商品とお客様の暮らしを結びつけ、これからも「あるべき未来の生活」を実現していきます。そして社会から必要とされる存在であり続けていきたいと考えています。
私たちが若い皆さんにお願いしたいのは、「今はまだないけれど、あったらいいな」と思う住まいを思い描き、形にすることです。特に女性や若者の感覚を重視したいと考えています。業界ではあまり例のないフランチャイズ制を導入し、古い慣習にとらわれない合理的な住まいづくりを推し進めてきたLIXIL住宅研究所にとって、「斬新な視点」や「変えていく力」は非常に重要な財産なのです。
国内の住宅市場が縮小するなら、新規事業を開拓してもよいでしょうし、グローバル展開を視野に入れることもよいかもしれません。この会社には、タブーも制約もありません。ただ未開拓の可能性だけが、数多く秘められていると感じています。未来の子どもたちにより良い住まいを提供するための挑戦に、ぜひ参加してください。
前向きな意志を持つ方を、心からお待ちしています。
株式会社LIXIL住宅研究所
代表取締役社長
加嶋 伸彦